5分でわかる!溢流性尿失禁の正しいケア。
ちくわです。
施設にはいろいろな障害を持った方がいらっしゃると思います。
以前紹介しましたが、排泄機能にもいろいろな障害があります。
今日はその中で溢流性尿失禁について掘り下げて考えてみたいと思います。
1.溢流性尿失禁とは。
カンタンにいうと、自力でおしっこを出すことが出来ず、
膀胱がいっぱいになる障害です。
膀胱がいっぱいになったときに新しいおしっこが作られると、
溢れ出るように古いおしっこが出てきます。
長時間膀胱におしっこが溜められるため、
膀胱内で禁が繁殖されます。
2.パッドに尿が出ない=尿量が少ないは勘違い。
施設などで排尿障害についてあまり詳しくない方は
パッドにおしっこが出てないから尿量が少ないんだ!
と勘違いされるケースが多いです。
そのため、パッドの大きさを小さくしたり、
トイレ誘導の回数を減らしたり
と間違ったケアに繋がります。
溢流性尿失禁で必要なケアは
腹圧をかけ、膀胱に溜まったおしっこをしっかり外に出してあげることです!
3.さいごに
正しい知識を持って、間違ったケアをしないように気をつけたいですね!