良いケアをすればコストは下がる!!!
ちくわです。
今日は僕が大事にしている考え方についてお話させていただきたいと思います。
介護には人の数だけ考え方があると思いますし、
正解というのはないと思っています。
参考までに聞き流してみてください。笑
「良いケアをするとコストが下がる。
悪いケアをするとコストが上がる。」
という考え方を僕は大切にしています。
具体的にどういうこと?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
コストというのは「金銭面」と「介護者の負担」と考えています。
金銭面はそのままの意味です。
良いケアをすれば、お金が節約できるし、
悪いケアをすれば逆にお金がかかりますよー!
ってことです。
介護者の負担とは、
目先のことばかりを気にして楽をしてしまうと
後からしんどくなるよってことです。
排泄を例にして説明します。
「男性でオムツ触りがあって尿漏れがひどい!
だからパッドを何枚も重ねてガチガチに固めてしまおう!」
あらためて例に挙げる最悪なケアだなぁ
と思いますが、こういったケアは意外と多々みられると思います。
このケアでは確かに尿漏れは防げるかもしれません。
でも、長い目でみればどうでしょうか。
パッドを何枚も重ねることでオムツ内が蒸れて皮膚トラブルにつながり、
痒みが増してオムツ触りが酷くなる。
そして褥創などが出来てパッド交換の度に薬を塗らなけれならない。
それでも褥創は治らなければ、パッド交換の回数を増やすしかない、、、
考えただけでも悲惨ですよね。
介護者の負担が増大します。
なにより一番つらいのはお年寄りだなぁとも思います。
「良いケア」と漠然としていますが、
正しい知識で横着せずにケアをしていれば、
お年寄りにとっても介護者にとっても良い方向に向かっていくと僕は信じています。