介護士のための排泄ケア

介護現場で役に立つ排泄ケアについて基礎から紹介していきます。

業務改善!排泄会議を行なうメリット。

 

ちくわです。

 

 

あなたの施設では「排泄介助」をどのように決めてますか?

施設の決まった時間に当てはめてますか?

誰か担当者が個別に考えてますか?

 

いろいろな方法があると思います。

 

 

今日は現在私が働く施設で行なっている

施設全体で取り組む「排泄会議」について話してみようと思います。

 

 

1、排泄会議とは

 単純に言えば、排泄のことのみに焦点を置いた会議のことです。

 

何を話し合うのー?

と思われる方もいらっしゃるでしょう。

 

うちの施設ではメーカーのアドバイザーと私が軸になり、

職員へ排泄ケアの指導をしているような感じです。

 

実際にその施設の利用者を事例に、

どのようなケアが最適なのかを個別に考えていきます。

 

大体月1回のペースで行なっています。

 

 

2、アセスメント 

排泄会議では利用者のアセスメントも行います。

 

会議までに入居者の情報を集め、職員全体でケアを確定し、

モニタリングを行い、評価をする。

 

 

この流れで、入居者一人一人を丁寧にじっくりと アセスメントし、

最適なケアを探っていきます。

 

 

3、排泄ばかり考えても・・・

 

施設では日々、いろいろな業務に追われていると思います。

そんな中で排泄に特化して、会議まで行なう暇なんてないわ!

という声もちらほら聞こえてくるのも事実です。

 

僕の個人的な意見ではありますが、

「業務一つ一つは別の物ではなく、全て繋がっている」

と思います。

 

 

今まで一日8回トイレに座っていたけど

アセスメントの結果、一日5回になった!!

 

となると、トイレ誘導3回分の時間が余ったから

他のことが出来る!

 

こんな感じでいろいろな面で改善されていくと思います。

 

 

4、さいごに

 

すごく簡単な説明でしたが、排泄会議を行なうことで、

排泄ケアはもちろん、他の業務改善もすすんでいくのではないでしょうか。