介護士のための排泄ケア

介護現場で役に立つ排泄ケアについて基礎から紹介していきます。

当たり前ではない!上手なオムツの使い方で心のケア。

 

ちくわです。

 

 

介護に携わっていると、だんだんオムツをしていることが当たり前に思えてきますよね!

 

おしっこが間に合わなかった。

トイレの訴えがなくなった。

などいろんな理由でオムツを使うようになっていくと思います。

 

しかし、普通の生活の中でオムツを使うことはないです。

もちろんお年寄りも今までの生活の中で使ってこなかったものです。

 

今日はオムツそのものの使い方について考えてみたいと思います。

 

1.やっぱりオムツに抵抗はある

あなたは今日からオムツつけなさい!

と言われたらやっぱり抵抗がありますよね。

 

トイレにもまともにいけなくなってしまったのか。

ととてもショックを受けることだと思います。

 

オムツに移行する時は慎重にするべきだと思います。

 

 

2.周りにバレたくない?

 

オムツをつけることを受け入れてもらえたとしても、

やっぱり周りにはバレたくないと思います。

 

オムツを何重にも重ねるとお尻が不自然に大きくなりますし、

周りからオムツをつけていることがもろバレです!

 

ただただ尿漏れのみを気にするのでなく、

そういったところにも気を配りたいですね!

 

 

3.オムツを使い始めたら最後?

オムツを使い始めたからといってトイレにいけなくなったわけではないですよね?

 

失禁が増えたとしても、トイレでの排泄は継続して行なうべきです。

トイレでの排泄を上手く出来ることで

本人の自信にも繋がっていくと思います。

 

 

4.さいごに

 

上手にオムツを使うことで、

お年寄りの尊厳を守ることが出来ます。

尿失禁にばかり目を向けるのではなく、

生活全体を考えてケアを行なっていきたいですね。