質の高いケアを提供するために考える排泄の自立
ちくわです。
今日は排泄の自立について考えてみたいと思います。
僕が普段大事にしている考え方です。
何か参考になれば嬉しいです。
・排泄の自立とは。
自立と聞くとなんでも自分の力で出来ること
っていうイメージがありますよね。
排泄ケアで考える自立は少し違います。
全てを自力でやることを自立と考えてしまうと、
介助を受ける方たちは自立できないのか?
ということになってしまうからです。
ここで考える自立とは、
自身の持てる力を最大限に生かし、快適に排泄を行なえる。
ということです。
あなたもおしっこやうんちをするとスッキリしますよね!
排泄とは本来気持ちがいい行為だと筆者は考えます。
ケアを受ける方は
漏らしたら申し訳ない
おしっこしたらダメだ!水分は控えよう!
など、気持ちよく排泄ができていない方も少なからずいらっしゃいます。
そんな方の気持ちを解消してあげる。
排泄って気持ちがいいんだ。
こんな状態でも生きていこう!
と思えるようなケアができたら、介助者側も嬉しいですよね。
持てる力で気持ちよく排泄をする。
そうしてケアを受ける側もする側も笑顔になれたら、
それは排泄の自立だと言っていいのではないでしょうか。